機動戦士ガンダム

第2話　「ガンダム破壊命令」（先週分）
第3話　「敵の補給艦を叩け！」

1話から3話までの序盤に結構名場面が詰まってるんですね。シャアの名台詞がいくつも出てくるし。

各キャラの性格や舞台背景がそれとなく、うまく説明されてる。
2話、シャアがサイド7に侵入しセイラと再開。この時点で二人が兄妹の関係だとわからせている。他にも3話でのハヤトが柔道に詳しい発言があったり、カイが大型特殊免許を持っている事を教えたりと、キャラに深みを持たせているのが興味深い。早い時点でそれぞれのキャラをわかりやすく、話の流れの邪魔にならないように説明しているのが凄いなぁと思いました。
3話ではシャアのザク3機の陳情に対してザク2機しか補給されなかったり、老朽化したパプワで補給に来たりと、ジオンが優勢に見えて実は物資の不足に悩んでいたりする事を表わしている。ちょっとした情報でそれ以上に多くの事をわからせる演出の上手さは凄い。

ガンダムは2話ではビームライフル、3話ではバズーカを装備して出撃。ガンダムの武装の多さとか運用の違いを表わしたのかな？
シャアは「見せてもらおうか、連邦軍のモビルスーツの性能とやらを。」とか「当たらなければどうという事は無い。」とか「モビルスーツの性能の差が戦力の決定的差ではない事を・・・。」とか言ってる割には情けない結果に。それがガンダムの性能を強く見せることになっている。ただまぁ、華麗に砲撃をかわしたり、ガンダムにパンチやキックを決めたりとパイロットとしての能力は圧倒的に上だと言う事はわかった。それでも倒せないから「連邦のモビルスーツは化け物か？」のセリフが出るんだね。ちょっとシャアが情けなく、あまり強くなくも見えるけど、その辺が妙にリアルだったりする。ガンダムはスーパーロボット過ぎるけどｗ

ホント、うまく言い表わせないんだけど、いろいろと考えられてるんだなぁって思った。

まんまパクってるSEEDはなんも考えてなさそうなのにｗ